岡部 誠 | [English] |
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ビデオデータベースを用いた 流体画像に基づくアニメーション生成 |
岡部 誠 1,2 | 安生 健一 3,4 | 尾内 理紀夫 1 |
1 電気通信大学 | 2 科学技術振興機構 さきがけ |
3 オー・エル・エム・デジタル | 4 科学技術振興機構 CREST |
提案手法の概要: (a) 流体ビデオデータベースの構築.(b) ユーザは目的画像と流体の動きを指定する.ここではオレンジの矢印で流れ方向を指定している.(c) 流体領域を指定するアルファマット.(d) システムが動画を合成する. |
概要 |
静止画を動かすことは、飛び出す絵本に起源を持ち、現在では映像産業においても伝統的に用いられている視覚効果である.コンピュータグラフィックスの活発な研究分野でもある.デザイナーは単一画像とその動きを指定し,コンピュータが効率良く動画を生成する.静止画を動かす問題の難しさは目的画像のシーンや物体の複雑さに依存し,その意味で流体画像を元にしたアニメーション生成は未だ難しい問題である.我々はこの問題に対する取り組みとして,ビデオデータベースを用いた流体画像のアニメーション手法を提案する.数百のビデオを基にデータベースを構築し,既存手法と比べより質の高いアニメーションをより少ない労力で合成する.入力は目的画像と流体の動きの情報(流れ方向と速さ)及び流体領域のアルファマットである.流体の動きの情報は質の高いアニメーションの生成に重要だが,とりあえずの合成には必要なく,ユーザの労力が軽減されている.アルファマットはスケッチベースの画像切抜手法で簡単に作られる.川,滝,煙,炎の様々な流体アニメーションを合成して提案手法の柔軟性を確認する. |
論文と資料 |
Pacific Graphics 2011 pdf, 2.1MB |
Supplementary video mp4, 63MB |
Slides (英語) zip, 22MB |
VC/GCAD 合同シンポジウム 2011 pdf, 9.2MB |
Slides (日本語) pptx, 8.0MB |
引用 |
Makoto Okabe, Ken Anjyo, Rikio Onai, "Creating Fluid Animation from a Single Image using Video Database", Computer Graphics Forum (proceedings of Pacific Graphics 2011), volume 30, issue 7, pp. 1973-1982. |
岡部 誠, 安生 健一, 尾内 理紀夫, "ビデオデータベースを用いた流体画像に基づくアニメーション生成", VC/GCAD 合同シンポジウム 2011 予稿集. |